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ホウネット通信

わいわい子ども食堂 学習・交流会

2017年1月31日

1月15日(日)10時~ 北医療生活協同組合すまいるハートビル2階わいわいルームにて、わいわい子ども食堂学習・交流会が開催されました。当日は前日から雪が降り足下の悪い中で、参加者は少ないかもという予想を超え、152名の参加者で用意した椅子や資料が不足するという事態でした。

第1部のお一人目の講師は、弁護士・前名古屋副市長・愛知県子どもの貧困対策検討会議委員の岩城正光さんよりお話を頂きました。「子どもの貧困対策と行政・自治体などの役割とは」のお話しを頂き、行政の立場から見た現状と、行政と民間が一緒になって取り組むことの大切さなど大変参考になりました。

お二人目の講師は、名古屋市職労福祉支部執行委員の酒井保治さんよりお話を頂きました。「児童相談から見えてきた子どもの生活実態」のお話しを頂き、子ども居場所は=親の居場所である。子どもだけでなく親の支援も必要なのだと、社会的背景が見えてくるお話しでした。

第2部は報告&交流会で、中京大学現代社会学部 成教授ゼミの皆さんから、愛知県における「子ども食堂」の現状と課題「現代日本の子どもの居場所」の報告をして頂きました。学生さんが子どもの貧困に関心を持ち取り組んでいる姿は、心強く感じました。また子ども食堂に携わる方々に勇気や元気を頂けたと思います。

次に子ども食堂の実践報告として、わいわい子ども食堂の実行委員で主催三団体の一つの名北福祉会から本田たみ代さんから報告をもらいました。他の子ども食堂から参加された方から、共感が出来る話で元気が出た等の感想が寄せられました。

最後に意見交換でしたが、いろいろな立場の方が大勢集まって活発な議論となり、子ども食堂の勢いを感じました。今後もこのような活動をする中で、子ども食堂のネットワークを広げて行けたらと思っています。

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事務局 伊藤桂子

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