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事務所だより

息子の卓球大会 豆電球№119

2011年5月2日

息子の卓球大会 豆電球№119

ゴールデンウィークに高校三年生になる長男が出場する卓球大会を見学に出かけた。我が家は、卓球一家というか、妻も部活で卓球を選択し、次女も中学、高校で卓球部のキャプテンをしていた。子供が小さい頃は、近くのボーリング場に併設されている卓球場に家族でよく遊んでいたものだ。
高校になっても遊戯王カードを続けたりしているので(さすがにポケモンカードは卒業したようだ)心配していたが、部活動は熱心に続けている。同輩で退部した仲間も少なくないようだが、我慢して副キャプテンとして頑張っているなと眺めていた。
大会は木曽川がほど近いスポーツセンターで行われたが、息子を送っていった後、近くの喫茶店で一休みして、体育館2階に上がった。子供の部活の試合というのは、心臓に良くない。法廷で傍聴席を満員にしての弁論や証人尋問や集会での演説には慣れたのだが。
見たのはダブルスの2試合。大会二日目ということで、ベスト16以上の選手によるトーナメントが行われていた。第1試合は、2セット連取後、1セットを取られたが、4セット目を取って勝利しベスト8に進出。次のベスト4をかけた相手が難敵だった。部活のOBの方によると、倶楽部チームというのだそうだが、私塾のように強い選手を集めて育成する倶楽部で鍛えられた選手だ。試合は一進一退。相手選手の一名は、背丈もありフォアに玉が来ると鋭い打ち込みが来る。パワーもある。試合はフルセットに持ち込まれたが、何とか逃げ切ってベスト4だ。スマッシュのイージーチャンスに力んで失敗していたが、フォアに動きながらのスマッシュがうまい!
観客席の隣に座っていたOBの方が、長男の所属する部活動の現況について話をしてくれた。団体戦は何年も県大会に出場できなかったが今年は久しぶりに出場を決めたこと、エースの長谷川の活躍が大きかったこと、倶楽部選手にはかなわないが鍛えればもっと伸びるだろう等。親なので持ち上げてくれているのだろうと思っていたが、自分も嬉しく、誇らしい気持ちになった。
見学は2試合だけにして新聞配達をしてから帰宅したところ、長男が弁当を自宅に置き忘れていたことに気づき、再び会場に車を走らせたが、心臓に悪いのですぐに帰宅した。
残念ながら準決勝、三位決定戦に敗退して四位となったが、難敵を相手に良くやったと思う。高校までは1時間かかるので通学も大変だろうに、粘り強く続けて頑張った成果だろう。これを自信にして、たくましく大きく成長してほしいと思う。

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