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事務所だより

『ぷらっとほーむ』権利擁護の人づくり講座 に参加して11

2013年7月10日

権利擁護の人づくり講座第11回

「成年後見制度を知る2」

午前 成年後見制度2 講師 名倉勇一郎氏

    公益社団法人 成年後見センター・リーガルサポート

午後 成年後見制度3 講師 山田隆司氏

    NPO法人 東濃成年後見センター

成年後見制度2

○以前は成年後見人は身内の方が9割だったのが、現在では専門職が5割と変わってきている。それは、身内がやると問題が多い、遠距離であるという理由で専門職が増えてきている。

○成年後見人制度は、家族と暮らしていて別段問題がない時は、申立の必要はない。今後相続が控えている、親族が金銭的な虐待や、通帳などを見て搾取があれば申立を進めたりしている。裁判所も必要の原則で進めている。

○申立費用は、以前申立人が出していたが、今は申立人より本人がお金があれば、本人から出してもよいとなった。

成年後見制度3

午後からの講座は、NPO法人 東濃成年後見センターの山田隆司さんのお話でした。山田さんは以前は社会福祉協議会で社会福祉士として働いておられ、現在は成年後見センターの事務局長を務めてみえます。講座はまず「私のお話は、長い講座の中ではずれです」とジョークから始まり、2時間笑いっぱなしでした。内容は事例をあげてお話しいただいたのですが、内容だけを見れば暗くなるような重たい話です。今回の講座は、山田さんのおしごとの大変さを聞くだけではなく、福祉に携わる方達の優しさ、強さ懐の大きさを感じる事が出来ました。もっとお話を聞いて、勉強がしたいと思いました。きっと山田さんにこれを言うと、買い被ってはいけませんと言われてしまいそうです。

事務局 伊藤桂子

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